株式会社パブコの企業情報、就職情報を分析しました。女性に適した職場かの観点で評価・レビューしました。ぜひ就職や転職を行う際の参考にしてくださいね。
企業情報
まずは株式会社パブコの情報を確認してみましょう
会社名 | 株式会社パブコ | |||
---|---|---|---|---|
業種 | 大分類:輸送用機械器具製造業 小分類:その他輸送用機械器具製造業 |
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本社所在地 (都道府県) |
神奈川県 | |||
女性の働きやすさ認定表彰 | 認定なし | |||
採用人数に占める女性割合 | (その他)12 % |
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採用競争率(女性) | (その他)1.9 倍 | |||
全社員のうち女性の割合 | 9.7 % | |||
勤続年数 | (技能系)4 年 (事技系)15.6 年 ※10年後の離職率は 97.2 % |
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育休取得率 | (男性社員)0 (女性社員)0 % |
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平均残業時間 | 27.1時間/月 | |||
有給取得率 | 64.1 % | |||
女性管理職の割合 | (係長級) 7.5 % (管理職) 2.6 % (役員等) 0 % | |||
企業規模 | 501~1000人 | |||
データ基準日 | 2020年2月時点 |
女性の働きやすさ総合評価 64点
総合評価は64 点。Amazon風に5段階評価すると となります。人によって重視するポイントが変わってくるため、この総合評価64点だ けで判断しないようにしましょう。
メリット デメリット
「株式会社パブコ」の女性の働きやすさの評価をまとめると下記のようになります。
ポイントによっては気にな らない人もいると思います。何を大事にするかをよく検討してください。
良い点・メリット
- 勤続年数は若干長い
- 残業時間が短い
- 有給取得が多い
- 情報公開量が非常に多い
悪い点・デメリット
- 社会的な表彰は受けていない
- 女性の採用が極端に少ない
- 女性社員が少ない
- 育休取得率が非常に低い
- 女性管理職割合が小さい
項目別評価
【90点】情報公開の評価
情報公開度 | ポイント |
---|---|
90点 | 情報公開量が非常に多い |
株式会社パブコの情報公開度について評価していきます。
この企業は女性の活躍を意識した全ての情報を公開しています。
さまざまな情報を会社で率先して集めており、いつでも企業情報を公開できるように整理されています。あたりまえですが普段から情報を整理し分析することで、従業員の能力開発や女性の活躍を推進することができます。
女性社員を重要視し「働き方の改革を自信をもって進めている」と言ってもいいでしょう。現時点で改革の成果が出ていない可能性もありますが、十分にやる気があるという会社です。
その点から女性に就職をオススメできる会社と言ってもよいでしょう
参考までにこの企業の情報公開項目は下記のような状態です。
情報項目 | 情報公開 |
---|---|
社会的評価データ | - |
採用データ | 公開済み |
社員データ | 公開済み |
勤続年数データ | 公開済み |
退職率データ | 公開済み |
育休取得データ | 公開済み |
残業時間データ | 公開済み |
女性管理職データ | 公開済み |
【0点】社会的評価
社会的評価 | ポイント |
---|---|
0点 | 表彰無し |
株式会社パブコが社会的に表彰されたものはなさそうです。
ちなみに今回調査対象とした「女性の働き やすさ」に関する表彰は下記のものです。
くるみん認定 | 取得なし |
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プラチナくるみん認定 | 取得なし |
えるぼし認定 | 取得なし |
イクメン企業アワード | 取得なし |
ユースエール認定 | 取得なし |
なでしこ銘柄 | 取得なし |
ダイバーシティ経営企業100選 | 取得なし |
100選プライム | 取得なし |
均等・両立推進企業表彰 (年度) |
取得なし |
厚生労働大臣最優良賞 (年度) |
取得なし |
均等推進企業部門(年度) | 取得なし |
ファミリー・フレンドリー企業部門(年度) | 取得なし |
この会社は女性の働きやすさについて社会的表彰を受けてない会社になります。
単純に応募していないだけかもしれませんが、他の大企業で表彰を受けている会社もあることを考えると、社会的評価という点では出遅れています。
女性のための働きやすい会社として、改革を進めている可能性はありますが、外から改革が分かるようになっていないようです。対外報告に力を入れていないのかもしれませんね。。
この点についてはあまり気にすることはありません。そもそも、社会的表彰を受ける企業はほんの数十社です。表彰されるだけでトップ企業なのです。
以降の指標を見ながら判断すると良いでしょう。
【13点】全採用数に対する女性採用数の評価
女性採用数の評価 | ポイント |
---|---|
13点 | 女性を採用する気はない |
株式会社パブコの採用全体における女性の割合は 12% です。
女性の採用数が大変少ないことから、今のところ女性を採用する気はないようです。
ただ業種によっては女性に人気のない業種だったり、そもそも女性に向いていない職種だったりしますので、このあたりは職種を見て充分に確認する要があるでしょう。
どちらにしろ、女性向け職場環境が整っているとは言えませんので、別の企業の検討も視野に入れるとよいでしょう。
その他 | 12 % |
---|
参考までに「採用倍率」も調べてみましたが、公表されていないようです。
【8点】全従業員に対する女性社員の割合の評価
女性比率の評価 | ポイント |
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8点 | 女性社員がいない |
株式会社パブコの全社員に対する女性社員の比率は 9.7% です。10人に1人は女性です。
女性社員がいないようです。実際には若干名いるのかもしれませんが、ほぼいない状態と言っても過言ではないでしょう。 業種によって変わりますが、会社の規模によっては女性社員がいなくても問題はありません。
会社の従業員数が少ない場合:500人以下
この規模の会社であれば社員がいないのは問題ないと思われます
会社の授業員数が多い場合:500人以上
この規模の企業で女性社員がいないことは、女性が働きやすい職場改革が進んでいない可能性があります。また改革は始めているが、浸透していない可能性もあります。どのみち完全に浸透するまでは時間がかかると想定できます。
女性社員比率 | 9.7 % |
---|---|
女性採用比率 | 12 % |
女性社員増加傾向 | 1.2 ![]() |
女性社員比率は 9.7% 、女性の採用比率が 12% であることから、現在の女性社員比率よりも採用比率のほうが大きく、女性社員を増やそうとしていると考えられます。
【74点】勤続年数・離職率の評価
勤続年数の評価 | ポイント |
---|---|
74点 | 勤続年数は若干長い |
株式会社パブコの女性勤続年数は 4 年 です。
勤続年数の観点から見ると、世間一般的に長い会社のようです。勤続年数が長い会社の特徴を説明していきます。
まず女性にとって重要な育児環境について、産休が取りやすい、休暇が取りやすいなど育児環境が整っている会社です。
給与面から見ると給料が高め、もしくは安定している会社です。今の会社以上に良い給与待遇は得られないと考えている社員も多く、転職する人は多くないようです。結果的に勤続年数が高くなっています。
仕事は多いですが働き方改革にて残業が減っている傾向があります。シフト制の場合は、交代シフトの融通がききやすいなど、社員を考慮した体制が構築されています。こちらについては残業時間の評価で説明しますね。
社風や人間関係について、居心地は良いようです。もちろん人間関係が合わない人もいるでしょうが、総じて社風や人間関係はさっぱりしている会社です。
寿退社する人や、あたらしい会社や生活を目指して退職する人が多いですね。
勤続年数の内訳も紹介します。やはり職種ごとに勤続年数は変わります。自分が興味のある職種の勤続年数が少なすぎないかを確認してみてください。
内訳(職種別) | 男性勤続年数 | 女性勤続年数 |
---|---|---|
技能系 | 11.8 年 | 4 年 |
事技系 | 16 年 | 15.6 年 |
年 |
また職種ごとの10年後 継続率も調べてみました。自分が興味のある職種がどれだけ社員がやめていないか確認して みてください。10年後の継続率は公開している企業や情報自体が少なく、分かり次第追加していきます。
内訳(職種別) | 男性10年後 継続率 | 女性10年後 継続率 | |
---|---|---|---|
対象とする労働者すべて | 2.7 % | 2.8 % |
【0点】育休取得率の評価
育休取得率 | ポイント |
---|---|
0点 | 育休取得率が非常に低い |
株式会社パブコの女性育休取得率は 0 % です。
育休取得率が非常に低いです。このような会社は下記のような問題を抱えている会社がほとんどです。
育休制度について、まずは育休制度はないに等しいです。あったとしても基本的には「育休」という名のみで休みはありません。ですので、育休はゼロと考えて差し支えないでしょう。無理にでも子育てで長期休暇を取る方はいますが、基本的には無給です。産休育休という 概念がないので、妊娠した場合一度辞めないといけないなども考えられます。数年後、出戻りとして元の役職に就ける人もいるが、その期 間の給与はもちろんないので、辞めてそのままという人がほとんどです。
雰囲気ですが、<社員数が少ない場合>育休を取っている間に、雇える人がいないという理由で、会社が「辞めてほしい」と思っている雰囲気があります。そもそも、休暇を取ることが困難で子育てする環境が整っていないといいうのは、会社が子育てに理解がない、出産に 対して理解がない可能性があります。
女性の年齢という観点では、そもそも若い女性がいないため、育休取得が必要ないというパターンもあります。
また休みを休日に取りづらいなど問題を抱えている可能性があります。これが結果的に出産をきっかけに転職、辞職につながる方が多いようです。
女性の育休取得率については、ほぼすべての会社で高い傾向があります。そこで注目するべきなのは、男性の育休取得率です。男性の育休取得率が高いと男女ともに育休が取りやすい文化が育っていることになります。会社内がそのような雰囲気 になっているのは重要ですよね。
内訳(職種別) | 男性 育休取得率 | 女性 育休取得率 | |
---|---|---|---|
対象とする労働者すべて | 0 % | 0 % | |
【73点】残業時間の評価
残業時間 | ポイント |
---|---|
73点 | 残業時間が短い |
株式会社パブコの従業員の平均残業時間は 32時間 です。
この会社で行われている働き方改革は
月間時間外労働時間の事前申告、オフィスオープン、クローズ時間の設定、インターバル制度の導入、計画年休設定
があるようです。
残業時間が世間一般から見ると、短い会社のようです。(実情は違ってそうですが)
もともと短いか、働き方改革が進んでいるようです。働き方改革やワークライフバランスなどの取り組みで、基本的に早く退社するようになっています。 ただ、実際は見えない残業(サービス残業)が増えていることもあります。
職場でなるべく定時に帰れるように声を掛け合ったりしており、仕事も業務時間内に終えられるよう実施しているようです。
会社が残業を減らすことを推奨しており、残業が続くようならば業務を多人数で振り分けるなどして改善するよう指導が入ります。定時帰宅を推奨されてることも多いです。 経営者が残業を短くするように自ら発信している為、残業をなくすような意識付けや雰囲気があり、残業をしないように業務の仕方を改善 したり、工夫することが習慣化されているようです
職種によって残業時間が違います。総務や経理に所属している方は仕事量も少なく残業時間は短いです。
最近は働き方改革でどの会社も残業時間が減ってきています。ただ残業時間が少ないからといって仕事が楽になったわけではありません。会社での残業時間の計測方法で公表されている残業時間よりも多くの残業を行っている可能性があります。公表され ているデータの+10~20時間程度は残業時間があると考えたほうが良いでしょう。
内訳(職種別) | 残業時間 |
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事技系 | 20.1 時間 |
技術系 | 32 時間 |
【53点】有給取得率の評価
有給取得率 | ポイント |
---|---|
53点 | 有給取得率は普通 |
株式会社パブコの従業員の有給取得率は 64.1 %%です。
長年有給をとる習慣がなかったため、そもそも取得する際に社員が周りに遠慮しているような気配がある。
人数に対してかなり多いため、有給を取れる状況ではない。 仕事自体は難しくない部分もあるけれど、その部分に対して人を追加できるほど、マニュアル化や手順化が進んでいない状況 営業部門についてはルート営業で回っているため、代わりの人がまわろうにもなかなか話がかみ合わないなど、引き継ぎの問題も起きてい る状況。 少ない人数で回しているため、休んだら一人ひとりの負担が大きくなる仕事量となっている。
営業などの部署によっては、与えられた売上目標があるため、旅行や子供に関することなど、明確な予定がある時以外は取りたがらない人が多い。会社は取るように指示は出ているので、最小限の有給については取得しているような状況。
最近は働き方改革でどの会社も残業時間が減ってきています。ただ残業時間が少ないからといって仕事が楽になったわけではありません。会社での残業時間の計測方法で公表されている残業時間よりも多くの残業を行っている可能性があります。公表され ているデータの1.5倍程度は残業時間があると考えたほうが良いでしょう。
有給取得率 | 64.1 % |
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【17点】女性管理職割合の評価
女性管理職割合 | ポイント |
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17点 | 女性管理職割合がほぼ0 |
株式会社パブコの女性管理職割合は 3 % です。
女性社員が昇格しない風土がある。女性社員の人事考課が低く昇給しにくいため、管理職はほぼいないといえる。
・女性社員の比率が40%を下回るような男性中心の会社の場合
女性採用数が少ないか、もしくは管理職として活躍できる年齢(35歳前後)まで勤務を継続できる女性の人数が少ないというのが原因の 一つと言えるでしょう。
<女性採用数が少ない場合>
女性の採用人数が少なく、管理職になる年代の女性が圧倒的に少ない状況です。
<女性採用数が多い場合>
最近は、働き方改革などで育児休暇などが認められる傾向がありますが、今まではそういった制度も利用できず、結婚を機に退職される女 性が多いと考えられます。
そのため、管理職になる年代の女性が圧倒的に少ない状況です。
会社によっては現時点で女性管理職の育成を図っているところもありますが、当面の昇給は厳しいと考えて良いでしょう。女性の管理職として男性管理職が多い状況では、仕事がやりづらい場面もあります。男性が活躍する場面は提供しているが、女性が活躍する場面は提供 は低く、女性への理解が少ないことも想定されます。
女性特有の問題もあり、管理職になりたいと思っている女性がまずいないことも女性管理職が少ない理由となります。仕事内容としてもハードで、女性社員定着率が悪いことも十分ありえます。仕事がきつい上に責任を持たされたらかなわない。というのが正直な女性の気持 ちでしょう。
管理職になっている女性の割合。せっかく入社した際には、それなりのキャリアを目指したいものです。ただ管理職層に男性が多い会社は、まだダイバーシティが完全に浸透していない可能性があります。
ただ管理職層をいきなり入れ替えることは難しいため、女性の採用割合が増えている会社は、徐々に管理職層での女性割合も増えていくと考えて良いでしょう。
内訳(職種別) | 女性割合 |
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係長 女性割合 | 7.5 % |
管理職 女性割合 | 2.6 % |
役員 女性割合 | 0 % |
会社から提供されている補足事項
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