株式会社スリーエスの企業情報、就職情報を分析しました。女性に適した職場かの観点で評価・レビューしました。ぜひ就職や転職を行う際の参考にしてくださいね。
企業情報
まずは株式会社スリーエスの情報を確認してみましょう
会社名 | 株式会社スリーエス | |||
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業種 | 大分類:サービス業(他に分類されないもの) 小分類:サービス業(他に分類されないもの) |
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本社所在地 (都道府県) |
兵庫県 | |||
女性の働きやすさ認定表彰 | 認定なし | |||
採用人数に占める女性割合 | (正社員)4.7 % (嘱託社員)0.7 % (臨時社員)4.3 % |
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採用競争率(女性) | - | |||
全社員のうち女性の割合 | 3.9 % | |||
勤続年数 | ||||
育休取得率 | (男性社員)データなし (女性社員)データなし |
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平均残業時間 | 20.5時間/月 | |||
有給取得率 | - | |||
女性管理職の割合 | (係長級) 30 % (管理職) 7.4 % (役員等) 0 % | |||
企業規模 | 1001~5000人 | |||
データ基準日 | 2020年3月時点 |
女性の働きやすさ総合評価 41点
総合評価は41 点。Amazon風に5段階評価すると となります。人によって重視するポイントが変わってくるため、この総合評価41点だ けで判断しないようにしましょう。
メリット デメリット
「株式会社スリーエス」の女性の働きやすさの評価をまとめると下記のようになります。
ポイントによっては気にな らない人もいると思います。何を大事にするかをよく検討してください。
良い点・メリット
- 残業時間が短い
- 情報公開量は普通
悪い点・デメリット
- 社会的な表彰は受けていない
- 女性を採用する気はない
- 女性社員が少ない
- 勤続年数は非常に短い
- 育休取得率が非常に低い
- 有給取得が非常に少ない
- 女性管理職割合がほぼ0
項目別評価
【40点】情報公開の評価
情報公開度 | ポイント |
---|---|
40点 | 情報を少し公開している |
株式会社スリーエスの情報公開度について評価していきます。
この企業は女性の活躍を意識した主要な情報は公開をしていますが、まだまだ情報が足りないといっていいでしょう。
社会的に女性社員を重要視し企業改革をすすめているのであれば、さまざまな情報を会社内で集計し、いつでも企業情報を公開できるように整理しているものです。普段から情報を整理/分析しなければ、従業員の有効活用や、女性の活躍推進をすすめることはできません。
そのため女性社員におすすめできる会社とは言えるかは悩ましいところです。
参考までにこの企業の情報公開項目は下記のような状態です。
情報項目 | 情報公開 |
---|---|
社会的評価データ | - |
採用データ | 公開済み |
社員データ | 公開済み |
勤続年数データ | - |
退職率データ | - |
育休取得データ | - |
残業時間データ | 公開済み |
女性管理職データ | 公開済み |
【0点】社会的評価
社会的評価 | ポイント |
---|---|
0点 | 表彰無し |
株式会社スリーエスが社会的に表彰されたものはなさそうです。
ちなみに今回調査対象とした「女性の働き やすさ」に関する表彰は下記のものです。
くるみん認定 | 取得なし |
---|---|
プラチナくるみん認定 | 取得なし |
えるぼし認定 | 取得なし |
イクメン企業アワード | 取得なし |
ユースエール認定 | 取得なし |
なでしこ銘柄 | 取得なし |
ダイバーシティ経営企業100選 | 取得なし |
100選プライム | 取得なし |
均等・両立推進企業表彰 (年度) |
取得なし |
厚生労働大臣最優良賞 (年度) |
取得なし |
均等推進企業部門(年度) | 取得なし |
ファミリー・フレンドリー企業部門(年度) | 取得なし |
この会社は女性の働きやすさについて社会的表彰を受けてない会社になります。
単純に応募していないだけかもしれませんが、他の大企業で表彰を受けている会社もあることを考えると、社会的評価という点では出遅れています。
女性のための働きやすい会社として、改革を進めている可能性はありますが、外から改革が分かるようになっていないようです。対外報告に力を入れていないのかもしれませんね。。
この点についてはあまり気にすることはありません。そもそも、社会的表彰を受ける企業はほんの数十社です。表彰されるだけでトップ企業なのです。
以降の指標を見ながら判断すると良いでしょう。
【0点】全採用数に対する女性採用数の評価
女性採用数の評価 | ポイント |
---|---|
0点 | 女性を採用する気はない |
株式会社スリーエスの採用全体における女性の割合は 3.5% です。
女性の採用数が大変少ないことから、今のところ女性を採用する気はないようです。
ただ業種によっては女性に人気のない業種だったり、そもそも女性に向いていない職種だったりしますので、このあたりは職種を見て充分に確認する要があるでしょう。
どちらにしろ、女性向け職場環境が整っているとは言えませんので、別の企業の検討も視野に入れるとよいでしょう。
正社員 | 4.7 % | |||
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嘱託社員 | 0.7 % | |||
臨時社員 | 4.3 % |
参考までに「採用倍率」も調べてみましたが、公表されていないようです。
【1点】全従業員に対する女性社員の割合の評価
女性比率の評価 | ポイント |
---|---|
1点 | 女性社員がいない |
株式会社スリーエスの全社員に対する女性社員の比率は 3.9% です。26人に1人は女性です。
女性社員がいないようです。実際には若干名いるのかもしれませんが、ほぼいない状態と言っても過言ではないでしょう。 業種によって変わりますが、会社の規模によっては女性社員がいなくても問題はありません。
会社の従業員数が少ない場合:500人以下
この規模の会社であれば社員がいないのは問題ないと思われます
会社の授業員数が多い場合:500人以上
この規模の企業で女性社員がいないことは、女性が働きやすい職場改革が進んでいない可能性があります。また改革は始めているが、浸透していない可能性もあります。どのみち完全に浸透するまでは時間がかかると想定できます。
女性社員比率 | 3.9 % |
---|---|
女性採用比率 | 3.5 % |
女性社員増加傾向 | 0.9 ![]() |
女性社員比率は 3.9% 、女性の採用比率が 3.5% なので、現在の女性社員比率よりも採用比率のほうが小さく、一時的にでも女性社員を減らす方向へ採用方針が動いている可能性がありますね。
[データなし]勤続年数・離職率の評価
現在、データが公開されていないようです
[データなし]育休取得率の評価
現在、データが公開されていないようです
【80点】残業時間の評価
残業時間 | ポイント |
---|---|
80点 | 残業時間が短い |
株式会社スリーエスの従業員の平均残業時間は 30.5時間 です。
この会社で行われている働き方改革は
有給休暇取得促進(全休、半日休)、時差出勤
毎週月曜日にテレビ会議による定例会議を開催、その中で残業の状況確認、指導、是正を行っている。
があるようです。
残業時間が世間一般から見ると、短い会社のようです。(実情は違ってそうですが)
もともと短いか、働き方改革が進んでいるようです。働き方改革やワークライフバランスなどの取り組みで、基本的に早く退社するようになっています。 ただ、実際は見えない残業(サービス残業)が増えていることもあります。
職場でなるべく定時に帰れるように声を掛け合ったりしており、仕事も業務時間内に終えられるよう実施しているようです。
会社が残業を減らすことを推奨しており、残業が続くようならば業務を多人数で振り分けるなどして改善するよう指導が入ります。定時帰宅を推奨されてることも多いです。 経営者が残業を短くするように自ら発信している為、残業をなくすような意識付けや雰囲気があり、残業をしないように業務の仕方を改善 したり、工夫することが習慣化されているようです
職種によって残業時間が違います。総務や経理に所属している方は仕事量も少なく残業時間は短いです。
最近は働き方改革でどの会社も残業時間が減ってきています。ただ残業時間が少ないからといって仕事が楽になったわけではありません。会社での残業時間の計測方法で公表されている残業時間よりも多くの残業を行っている可能性があります。公表され ているデータの+10~20時間程度は残業時間があると考えたほうが良いでしょう。
内訳(職種別) | 残業時間 |
---|---|
正社員 | 30.5 時間 |
嘱託社員 | 23.5 時間 |
臨時社員 | 1.5 時間 |
[データなし]有給取得率の評価
現在、データが公開されていないようです
【62点】女性管理職割合の評価
女性管理職割合 | ポイント |
---|---|
62点 | 女性管理職割合が多い |
株式会社スリーエスの女性管理職割合は 12 % です。
個人能力や実績、勤務年数などを評価する会社のため、男女に関わらず管理職への配置がされています。ただ、全社員に対する女性比率についても合わせて確認しておいたほうがよいでしょう
・女性社員の比率が40%を超えているような女性中心の会社の場合
そもそも女性の人数も多いことから、それに応じて女性管理職も多いという理由になります。
・女性社員の比率が40%を下回るような男性中心の会社の場合
男性社員が多いにも関わらず、女性の管理職が多いというのは、女性が活躍する場が用意されており、実際に活躍できるという点で、女 性管理職が多いようです。
また、会社の方針で女性の管理職を増やそうとしていますので、女性社員に対する評価は男性と変わらず、女性管理職の育成も図っています。管理職においても男女比の均衡化が社風として定着してきているようです。
管理職になっている女性の割合。せっかく入社した際には、それなりのキャリアを目指したいものです。ただ管理職層に男性が多い会社は、まだダイバーシティが完全に浸透していない可能性があります。
ただ管理職層をいきなり入れ替えることは難しいため、女性の採用割合が増えている会社は、徐々に管理職層での女性割合も増えていくと考えて良いでしょう。
内訳(職種別) | 女性割合 |
---|---|
係長 女性割合 | 30 % |
管理職 女性割合 | 7.4 % |
役員 女性割合 | 0 % |
会社から提供されている補足事項
従業員:合計:2,920人(うち女性113人)、女性比率:3.9%※2020年度3月末現在
達成目標:警備の第一線に女性の活躍できる場の拡大し、労働者及び採用者に占める女性割合を10%とする。
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