株式会社 トーエルの企業情報、就職情報を分析しました。女性に適した職場かの観点で評価・レビューしました。ぜひ就職や転職を行う際の参考にしてくださいね。
企業情報
まずは株式会社 トーエルの情報を確認してみましょう
会社名 | 株式会社 トーエル | |||
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業種 | 大分類:電気・ガス・熱供給・水道業 小分類:電気・ガス・熱供給・水道業 |
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本社所在地 (都道府県) |
神奈川県 | |||
女性の働きやすさ認定表彰 | ![]() |
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採用人数に占める女性割合 | (総合職)51.7 % |
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採用競争率(女性) | (総合職)2.6 倍 | |||
全社員のうち女性の割合 | 48.1 % | |||
勤続年数 | (総合職)13.3 年 ※10年後の離職率は 57.2 % |
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育休取得率 | (男性社員)データなし (女性社員)データなし |
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平均残業時間 | 19.3時間/月 | |||
有給取得率 | - | |||
女性管理職の割合 | (係長級) (管理職) 21.1 % (役員等) | |||
企業規模 | 301~500人 | |||
データ基準日 | 平成29年度 |
女性の働きやすさ総合評価 93点
総合評価は93 点。Amazon風に5段階評価すると となります。人によって重視するポイントが変わってくるため、この総合評価93点だ けで判断しないようにしましょう。
メリット デメリット
「株式会社 トーエル」の女性の働きやすさの評価をまとめると下記のようになります。
ポイントによっては気にな らない人もいると思います。何を大事にするかをよく検討してください。
良い点・メリット
- 社会的に表彰されており、女性向けの職場づくりの努力が社会的に評価され始めてきてる
- 男性や女性のバランス良く採用している
- 男女の社員比率のバランスが良い
- 勤続年数は若干長い
- 情報公開量が多い
悪い点・デメリット
- 育休取得率が非常に低い
- 残業時間が非常に長い
- 有給取得が非常に少ない
- 女性管理職割合がほぼ0
項目別評価
【70点】情報公開の評価
情報公開度 | ポイント |
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70点 | 情報公開量が多い |
株式会社 トーエルの情報公開度について評価していきます。
この企業は女性の活躍を意識したほぼ全ての情報を公開しています。
ある程度の情報を会社で集めており、企業情報が公開できるように整理されています。あたりまえですが普段から情報を整理し分析することで、従業員の能力開発や女性の活躍を推進することができます。
まだ集めている情報や公開する情報が足りないところはありますが、十分に情報整理と統制ができています。引き続きさらに高い点数を目指して頑張ってもらいたいですね。
女性社員を重要視し「働き方の改革を自信をもって行っている」と言ってもいいでしょう。現時点で改革の成果が出ていない可能性もありますが、十分にやる気があるという会社です。
その点から女性に就職をオススメできる会社と言ってもよいでしょう
参考までにこの企業の情報公開項目は下記のような状態です。
情報項目 | 情報公開 |
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社会的評価データ | 公開済み |
採用データ | 公開済み |
社員データ | 公開済み |
勤続年数データ | 公開済み |
退職率データ | 公開済み |
育休取得データ | - |
残業時間データ | 公開済み |
女性管理職データ | - |
【30点】社会的評価
社会的評価 | ポイント |
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30点 | 職場づくりの努力が社会的に評価され始めてきてる |
株式会社 トーエルは社会的な表彰をいくつか受けています。今回、評価対象とした表彰は下記になります。
1つでも受賞している場合はすごい会社だと考えてください。
くるみん認定 | 取得なし |
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プラチナくるみん認定 | 取得なし |
えるぼし認定 | ![]() |
イクメン企業アワード | 取得なし |
ユースエール認定 | 取得なし |
なでしこ銘柄 | 取得なし |
ダイバーシティ経営企業100選 | 取得なし |
100選プライム | 取得なし |
均等・両立推進企業表彰 (年度) |
取得なし |
厚生労働大臣最優良賞 (年度) |
取得なし |
均等推進企業部門(年度) | 取得なし |
ファミリー・フレンドリー企業部門(年度) | 取得なし |
女性に働きやすい会社として改革を進めており、さらに対外報告の点でも効果が表れてきている会社です。
この後説明する各項目評価で、勤務時間や残業情報も見える化されるようになっており、女性の働きやすさの可視化が進んでいると思います。
経済誌や求人誌でも女性に働きやすい会社として知られている会社になります。就職したとしても不当な扱いは受けにくいと考えてよいでしょう。
【100点】全採用数に対する女性採用数の評価
女性採用数の評価 | ポイント |
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100点 | 男性や女性のバランス良く採用しています |
株式会社 トーエルの採用全体における女性の割合は 51.7% です。
最近の企業では珍しいほどの男女バランスが取れた採用数です。
これほどのバランスが取れている会社は他にはありません。このレベルは女性が十分戦力として活躍している会社だと言ってもよいでしょう。
女性向けの職場環境も整っていると考えられます
一方で、女性が多いことから女性同士の競争もある程度は覚悟しておいたほうがよいでしょう。
総合職 | 51.7 % |
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参考までに「採用倍率」も調べてみましたが、公表されていないようです。
【101点】全従業員に対する女性社員の割合の評価
女性比率の評価 | ポイント |
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101点 | 男女の社員比率のバランスが良い |
株式会社 トーエルの全社員に対する女性社員の比率は 48.1% です。2人に1人は女性です。
男女の従業員数のバランスがとても良い会社です。ほぼ1:1になっており女性社員が多すぎるということもありません。ここまでバランスが良いと、意識して女性と男性の採用数を調整していると思われます。
実際、女性の社員比率が多すぎることで、その会社の女性特有文化が強くなることもあるため、ちょうど半々ぐらいが社風や文化、モチベーションに対しても良いことが多いです。
そういう意味で男女比率の観点で、この会社はとても良いバランスだと言えます。
どちらかというと「女性採用が増えてきているか」という「女性社員増加傾向」を重視したほうがよいですね。これが1以上になっていると、近年、女性向け採用を増やしていると言え、女性向け職場改革を意識しているといえます。
女性社員比率 | 48.1 % |
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女性採用比率 | 51.7 % |
女性社員増加傾向 | 1.1 ![]() |
女性社員比率は 48.1% 、女性の採用比率が 51.7% であることから、現在の女性社員比率よりも採用比率のほうが大きく、女性社員を増やそうとしていると考えられます。
【67点】勤続年数・離職率の評価
勤続年数の評価 | ポイント |
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67点 | 勤続年数は若干長い |
株式会社 トーエルの女性勤続年数は 13.3 年 です。
勤続年数の観点から見ると、世間一般的に長い会社のようです。勤続年数が長い会社の特徴を説明していきます。
まず女性にとって重要な育児環境について、産休が取りやすい、休暇が取りやすいなど育児環境が整っている会社です。
給与面から見ると給料が高め、もしくは安定している会社です。今の会社以上に良い給与待遇は得られないと考えている社員も多く、転職する人は多くないようです。結果的に勤続年数が高くなっています。
仕事は多いですが働き方改革にて残業が減っている傾向があります。シフト制の場合は、交代シフトの融通がききやすいなど、社員を考慮した体制が構築されています。こちらについては残業時間の評価で説明しますね。
社風や人間関係について、居心地は良いようです。もちろん人間関係が合わない人もいるでしょうが、総じて社風や人間関係はさっぱりしている会社です。
寿退社する人や、あたらしい会社や生活を目指して退職する人が多いですね。
勤続年数の内訳も紹介します。やはり職種ごとに勤続年数は変わります。自分が興味のある職種の勤続年数が少なすぎないかを確認してみてください。
内訳(職種別) | 男性勤続年数 | 女性勤続年数 |
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総合職 | 14.7 年 | 13.3 年 |
年 | ||
年 |
また職種ごとの10年後 継続率も調べてみました。自分が興味のある職種がどれだけ社員がやめていないか確認して みてください。10年後の継続率は公開している企業や情報自体が少なく、分かり次第追加していきます。
内訳(職種別) | 男性10年後 継続率 | 女性10年後 継続率 | |
---|---|---|---|
総合職 | 40 % | 42.8 % |
[データなし]育休取得率の評価
現在、データが公開されていないようです
【81点】残業時間の評価
残業時間 | ポイント |
---|---|
81点 | 残業時間が非常に短い |
株式会社 トーエルの従業員の平均残業時間は 19.3時間 です。
残業時間が世間一般から見ると、非常に短い会社のようです(実情は違ってそうですが)
働き方改革の影響で残業時間を計上しての仕事が認められていないため残業が少なくなっていると思われます。しかし月末など事務処理の繁忙時期になれば、1日あたり2~3時間程の残業を行っているのが実情です。
女性に限らず、自由度が高く仕事が終わったら早く帰る風潮があります。人によっては繁忙期は残業する人もいますが、会社全体として18時半を過ぎるとどんどん社員が帰りだすため残業しにくいです。定時内に効率よく仕事をして、プライベートを大事にしたいという人も 多いようです。
勤続年数が短い場合は、残業をするほどの仕事がない場合もあります。残業をしたくないので時間内におさめられるように計画を立てて遂行できるレベルの仕事量と考えて良いでしょう。
最近は働き方改革でどの会社も残業時間が減ってきています。ただ残業時間が少ないからといって仕事が楽になったわけではありません。会社での残業時間の計測方法で公表されている残業時間よりも多くの残業を行っている可能性があります。公表され ているデータの+10~20時間程度は残業時間があると考えたほうが良いでしょう。
[データなし]有給取得率の評価
現在、データが公開されていないようです
[データなし]女性管理職割合の評価
現在、データが公開されていないようです
会社から提供されている補足事項
1.採用における男女の競争倍率は、男性2.1 女性2.6となっている。今 後、男女差がなくなるよう改善する。6.時間外労働と休日労働の合計が、全ての管理区分で各月全て45時間未 満である。
今後は、20時間未満を維持する。その取り組みは以下の通り、
(1)業務改善の推進(随時)
(2)各社員の担当出来る仕事の幅を広げ、特定の担当者に業務が偏らな いようにする。
(3)営業所・部署別に残業要因を分析し、業務分担の見直し等マネジメ ントスキルのアップを図る。
12.職務形態転換(派遣社員→正社員)は2名,再雇用及び30歳以上の中
途採用は16名
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